「未知を、価値に。」通信

スカパーJSAT

未来の配達は 空飛ぶクルマで

空の上でも、山奥でも、離島でも、「圏外」にならずにつながる世界。それを可能にするのが、「Universal NTN™」です。ちょっと難しいですかね?簡単に言えば、宇宙空間にある衛星と地上ネットワークを組み合わせた通信インフラを指します。これにより、今は「圏外」の場所でも、スマホなどが当たり前に使えるようになるのです。今後は衛星通信もスマホと同じ5G/6Gの通信規格に対応していきます。災害で通信網が寸断された状況でさえ、皆さんの端末が確実につながる未来が待っています。

ドローン配送のイメージ

いつでも、どこでもつながる仕組み。その恩恵は様々な場面に及びます。たとえばドローン配送。Universal NTNによる安定した通信があれば、都市部でも山間部でも同じように商品を確実に届けられるようになります。

ショッピングの利用者がこうした便利さを「Universal NTNのおかげ」と意識する機会はほとんどないかもしれません。しかし意識されないほど当たり前の存在として社会に浸透し、様々な形で活用されるのがインフラの本来あるべき姿。さらにその先には、空を移動するモビリティの実用化も見えてきます。空飛ぶクルマにとって、通信はまさに命綱。どんなルートを通っても途切れない接続が、安全で効率的な空の交通インフラを支えます。Universal NTNを利用する企業やサービスが増えれば増えるほど、人々の暮らしやビジネスは変わっていくでしょう。われわれのブランドスローガンである「未知を、価値に。」を胸に刻み、そんな未来の実現へ向けて着実にあゆみを進めます。

今回のポイント

圏外のない社会を実現するUniversal NTN™

Universal NTN(Non-Terrestrial Network)は、静止軌道衛星、非静止軌道衛星、成層圏のHAPS(高高度プラットフォーム)、地上ネットワークという複数のレイヤーにあるインフラを統合し、シームレスな通信を実現する構想です。それぞれのメリットを生かしつつデメリットを補い合うため、ユーザは「今つながっているのがどのネットワークか」を意識することなく通信できます。大阪・関西万博では、国境を越えた実証実験に世界で初めて成功しました。

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